本日お客様のご紹介で、有名な男性ミュージシャンの方がご来店をしてくださりました。
とても良い曲を作る方でファンだったので本当に感動。
「特発性大腿骨頭壊死になってしまったので、診てもらうことはできますか?」
と事前にLINEでご相談をいただいてから、本日で2回目の施術でした。
特発性大腿骨頭壊死とは?
難病情報センターによると
1.「特発性大腿骨頭壊死症」はどんな病気?
大腿骨頭の一部が、血流の低下により壊死した状態です。
骨壊死があるだけでは痛みはないけれど、骨壊死した部分が潰れることにより、痛みが出現します。
したがって、骨壊死はあっても壊死の範囲が小さいと痛みが出ないこともあります。
特発性大腿骨頭壊死症は危険因子として、SLEなどの免疫異常の疾患(膠原病)や臓器移植などによるステロイド投与、アルコール、喫煙が関連していることがわかってきています。
2. この病気の患者さんはどのくらいいるの?
日本全国では1年間に約2,000~3,000人発症します。
30~50歳代の方に多く、男女比は1.5:1で男性が少しだけ多くかかりやすいです。
3. この病気はどんな人に多いの?
習慣的に飲酒される方や喫煙される方、ステロイドを多く使う方に多いです。
まれに何の原因もなく生じることもあります。
難病情報センター:https://www.nanbyou.or.jp/entry/160
日本整形外科学会:https://www.joa.or.jp/public/sick/condition/femur_head_necrosis.html
大腿骨頭壊死に至った経緯
この度ご来店いただいたミュージシャンの方は男性で、かなりご活躍されている方です。
ツアーをしていると声帯が炎症を起こしてきてしまい、うまく声が出なくなるそうです。
声が出るようにするために、かなりステロイドを使用していたようです。
実際、他のミュージシャンも同じようにステロイドを使用して声が出るようにしているようです。
また、曲作りをしている際になかなか良い曲のイメージが思い浮かばず、お酒を飲むことが多くなってしまうようでした。
こういった経緯から、ステロイドとアルコールが影響し、特発性大腿骨頭壊死に繋がったようです。
施術をして症状が劇的に改善!あぐらがかけた!
レントゲンやMRIを確認すると、股関節の骨は広い範囲で壊死し、つぶれてきていました。
医師からは人工股関節の手術が必要だけど、もう少し年齢がいったらと言われたようでした。
ご相談いただいた症状は以下のようなもの。
- ・朝起きた時に痛い
- ・あぐらがかけない
- ・ずっと座っていて立ち上がった時に痛い
- ・重いものを持った時に痛い
完全に症状がスッキリするかはやってみないとわからないけれど、最善をつくしますとご説明し、施術をしました。
施術内容は股関節周囲の筋肉・神経・血管の癒着をリリースすること。
施術直後から劇的に可動域が拡大して、あぐらがかけるようになりました。
痛みは施術前んい10段階中7くらいだったところから2~3に軽減、施術してから1週間経過した本日までしっかり効果が持続していました。
本日、もう1回股関節周りの全体的な癒着をリリースし、太ももも全体的に癒着をリリースしたら痛みがほぼ0(ゼロ)になりました。
あぐらも写真のようにとてもきれいにできるようになりました。
(Before写真が無くてごめんなさい🙏)
効果出るの早すぎませんか?と嬉しいコメントいただきました♪
今後の展望
今後は股関節への負担が少なくなるように、そしてミュージシャンとしてのパフォーマンスが上がるように施術していく予定。
痛みを減らし、関節の状態を良くして少しでも手術のタイミングが遅くなるようにして、安心して日常生活や仕事を頑張ってもらえるようにしていきます。
そして理想としては、次の検査で主治医に「良くなっている」と言われるようにして、テレビやラジオなどで症状が良くなったことを話していただき、同じ疾患で苦しんでいる方に希望を与えられれば最高だなと思います。
同じ疾患の方の希望の存在になって、さらに人気が出るようになったら嬉しいです。
施術希望の方へ
東京都港区麻布台にて施術を行っています。
ご連絡はこちらへ
電話:09066557038
メール:gt.ozable7038@gmail.com
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